倍率の商品 · 6 通りの持ち方 · 特定口座の手取り

レバレッジ売買帳

S&P500・NASDAQ-100・日経平均・SOX・FANG+ の 2 倍(3 倍)を 6 通りの規則で持った時の、売買の一つ一つと、税と費用を引いた手取り。過去の指数から日次で倍率を戻す商品を再現して、月末ごとに売買した。

材料を読み込んでいます…

結論の報告書 → ETF と信用の比較(同じ倍率を信用取引で持ったら)→

指数
倍率
入れ方
税
規則の数を変える

6 通りの結果

行を選ぶと、下の図の太線・倍率の帯・売買の記録がその規則に替わる

資産の推移(対数目盛り)
高値からの下落

いつ倍率を持っていたか

図の上を指でなぞると、その月の倍率が出る

売買の記録

始めた月を変えると

この帳簿から言えること

  1. 効くのは規則より指数の方。S&P500 と NASDAQ-100 では、2 倍を持ち続けても、半分ずつでも、10 か月線でも、10 年の窓の対数成長は 1 倍を上回った。日経平均(1990 年からの長い横ばい)と SOX(揺れが年 35% 前後、S&P500 の 2 倍近い)では、2 倍を持ち続けると 10 年の窓の半分以上で元本を割った。揺れの大きいセクター指数では、2 倍がすでに持ちすぎになる。
  2. S&P500 で 2 倍を持ち続けると、10 年の窓の中央値は最も高く(年 +13.7%)、下げは最も深い。約 100 年の年率は +12.3%(1 倍は +9.8%)。ただし大恐慌で −98% まで下げ、10 年の窓の 14% で元本を割った。
  3. 10 か月線の規則は、5 つの指数すべてで下げを浅くした。10 年の窓で元本を割った割合は、2 倍を持ち続けた場合と比べて S&P500 が 14%→3%、NASDAQ-100 が 19%→1%、日経平均が 66%→31%、SOX が 52%→25%。ただし 1 倍に勝つかは線の月数しだいで、8 か月にすると NASDAQ-100 と SOX では 1 倍に負ける。売るたびに利益が確定して税を先に払うので、税を引く前より年 1.7〜3.3pt 下がる(持ち続けるなら 1pt 以下。FANG+ だけは 6.9pt)。
  4. 下げたら倍率を上げる規則は、どの指数でも最も悪いか、それに近かった。下げは続くことが多く、2 倍は戻る前に削られる。
  5. 毎月の積立を今まで続けた場合は、2 倍を持ち続けるのがほぼ全ての開始年で最大だった。開始年ごとに最大だった回数は、S&P500 が 97 年中 97、日経平均が 38 年中 38、SOX が 29 年中 28、NASDAQ-100 が 37 年中 29、FANG+ が 9 年中 4。暴落の底で安い口数を拾えたからで、しかも終わりが長い上げ相場の後の今になっている。10 年で積立をやめて売ると、2 倍を持ち続けた場合の元本割れは NASDAQ-100 で 25%(1 倍は 3%)、SOX で 38%(1 倍は 17%)に増える。

既定の条件(2 倍・特定口座の税・費用 0.1%・一括・全期間)での数。上の条件を変えると表と図は変わるが、この欄は変わらない。

前提